今年2回目の勉強会は、
『ソリューション フォーカス アプローチ(SFA)』
解決志向アプローチ:解決志向短期療法 がテーマでした。
創始者のひとりであるセラピー:スティーヴ・ティシェーザー
セラピーチーム:イヴォンヌ・ドラン インスー・キム・バーグによる
貴重なリアル・カウンセリング録画映像
<Breif Family Therapy Center(BFTC)限定映像>を
勉強会員限定で視聴しました。
DVDの事例は、6ヶ月前に事故に遭い、
車いす生活となった青年との
ソリューション・フォーカスト面接です。
ロジャーズが提唱する
「CLの答えの源泉はCL本人のリソースにある」
「自己実現のための支援」という
カウンセリング哲学は変わりないものの、
そのアプローチの違いに、勉強会会員も新鮮な学びがあったようです。
例えば、
「質問」の多さ。
「未来をイメージ」できるための創作的質問の工夫。
「抽象的感覚を具体的実感」に転化するための計測。
「問題への気づき」は「可能性(リソース)への発見」である発想の転換。
CLの世界を具体的に共有するための「質問」の必要性。
相手の世界を具体的に知るからこそできる具体的な「共感」と「コンプリメント」。
CLから話される内容を「問題の棚」に入れるのか、「リソースの棚」に入れるのか、という違い。
・・・・・などなど。
過去や原因に拘る、
精神分析的アプローチとは一線を画す一面があるため、
「在るもの」「出来ること」「現在・未来の可能性」の
成長や変化を支援するという視点から、
学校関係者、子供の教育に携わる方々に、
また発達障害の支援方法などに、活用されています。
感情吐露に必要な傾聴をベースにしながらも、
応用範囲の広さ、現実課題に即した方法は、
前に進めるための有効な手段になりうることを皆で話し合いました。
参考)VTR「何かしたいと思いたい」 ~I want to want to~
「Breif Family Therapy Center」(BFTC)
セラピー:スティーヴ・ティシェーザー
チーム:イヴォンヌ・ドラン インスー・キム・バーグ
では、次回の勉強会は、
4月4/20(土) 13:30~
講義仮題 「FPの資格をキャリアコンサルタントのどう活かしているか」
講師:ファイナンシャルプランナー 幸田洋子さん
です。
FPの資格と産カンの資格をどのように連動させて
お仕事をされているのか、
資格の「料理の仕方」、
ひとつのレシピを学ばせて頂けそうですね。
楽しみです