広島カウンセリング勉強会 2012.5.3実施報告
「新型うつの対応~少しでも早く戦力化するために~」
(従来のうつ対応では難しい新型うつ)
今回は、本協会キャリア・コンサルタントチーフトレーナーでもある中江廣一さんに、講義頂きました。
様々な企業の契約カウンセラー、また研修講師をされている中江さんが、最近、直面する現場ニーズとして多い問題が、この“新型うつ”への対応だということです。
従来型のうつと違い、仕事以外の場面では元気で他罰的な言動・思考が特徴的な新型うつの方々は、一般の人だけでなく医者の中にもうつだと認定しない症状として区別する医師もいるほどに、職場やカウンリング場面でも、苦慮することの多い事例なのが現状です。
そのため、傾聴をベースにしながらも、カウンセラーだけでなく、職場や家庭ぐるみで“教育”していくプロセスが重視されるます。
そのため、どういう“叱り方”“ほめ方”が必要なのか、どういう場面設定が求められるのか、など“教えるための知識やスキル”が求められる事案であることが、本勉強会でも強調されました。
ということで、次回の勉強会(2013.6.15)では、
“叱り方”~叱るのか褒めるのか~ というテーマ(講師:勉強会会員 塚田和子)で、“教える”といことに焦点をあてて、体験学習を進めていく予定です。