2013年8月24日(土)
テーマ「社労士とADRについて」
講師:小野環氏
資格:社会労険労務士・産業カウンセラー・2級CC技能士
過重労働やパワハラなどの問題について、
社労士としてどういう立場で、
どういうスキルを持って労使間の“調整”にあたっているか、
実際の事例をもとに知ることができました。
働く人の相談にのる産業カウンセラーとして
知っておくべき情報だけでなく、
産業カウンセラー・キャリアコンサルタントとしての活躍の場を、
確認する場にもなりました。
組織倫理と個人倫理)
第21条 使用者とクライエントの間に対立、紛争が生じている場合、産業カウンセラーは、関係諸法令に照らし人権侵害がないか否かを判断する視点に立って対応する。
2 前項の場合、産業カウンセラーは倫理綱領を自らの指針として両者の調整を計らなければならない。その際、カウンセラーの立場から仲裁の立場に変わる
ことについて双方に説明し、理解を求めて解決にあたる。
個別の相談に焦点があてられやすいカウンセラーですが、
上記倫理をあらためて確認しました。
「聴く」ことの重要性はもちろん、
「橋渡し」役としてのカウンセラーの役目やスキルの不足と重要性を自覚しました。
小野氏の労働審判の現場に立ち会われた貴重な実体験や、
産業カウンセラーとして学習された傾聴スキルだけでは対応できず、
キャリアコンサルタント資格も必要たされた経緯など、率直で現実的な自己開示を拝聴し、
“現場で働く人(従業員・雇用者)”に、我々が何ができるのか、確認する時間ともなりました。
何より、産カン資格の同志の「職業人」としてのご活躍に、励まされました♪
次回は、健常者のこころの支援アプローチとして、
今やメジャーなコーチングとコラボする企画です。
レジメもペンもいりません。
産業カウンセラー資格とコーチング(コーアクティヴ)の
全編ワークショップ会です♪
まず、“感じる” 会です
9/7(土) 14:00~17:30 胡子神社会議室
http://www.ebisujinja.jp/ 広島三越隣
講義:「創る♪ 響く♪♪ コーチングを感じる」
ファシリテーター:コーアクティブコーチングを学ぶ産業カウンセラー有志
(中原秀子さん・長谷川由美さん・市坂久美さん・高橋緩さん)