(中特会館)
7月27日(日)午前に引き続き、午後はシニアコース講座「クライシスカウンセリング」を開催。
講師も同じく、吉備国際大学教授の加藤博仁先生です。
加藤先生は養成講座でもお馴染みのDVD「ノーと言えずに」の原作者でいらっしゃいますが、漫画部分も先生がお描きになったと伺って再度びっくりいたしました。
午後も理論と事例のワークのバランスのとれた講義でした。
不安と混乱の中にあるクライエントとの関わり方が、事例を通して、あたかもその対応を行っている感覚で体感できました。
また、ことのほか、カウンセラーも傷ついているのだなぁと、
これをバックアップしていく周りの者の力、ねぎらいもおろそかにはできないと感じました。
今日の頑張りに対して、自分へのささやかなねぎらいをお忘れなく。
*受講生の声
・事例にリアリティがあり、よくわかりました。
・クライシスカウンセリングは通常のカウンセリングとはまた違っていて、「短時間で決着をつける」「とにかく危機を脱する」など、一つ一つが真剣勝負だなと思った。
事例検討も充実していてとても良かったです。
・とても中身の濃い内容でとても勉強になりました。感情移入してしまい、その場にいたらどんな風に対応すべきか真剣に考えてしまい、ちょっと辛くなりました。
・危機状態にある方を援助する大切さと、難しさと、しんどさを学びました。
CLだけではなくCOの危機をも防止できるよう、自分自身も守れるように学び、かかわりたいと思います。
<受講生:17名 参加(聴講生3名含む)>
以上、会員研修部員