12月14日(日)広島事務所研修室にて
一般会員研修「新しいメンタルヘルス対応」が開催されました。
講師は、岡山(10月19日)でも同講座を担当され,とても好評であった
高尾総司先生です。
従来のメンタルヘルス対応の問題点は「難しいいこと」を「難しく」やろうとしており、その対策はシンプルそのもので、
「できること」を「できるように」やること である。
メンタル対応の大原則「職場は働く場所である」ため
働けるか働けないか、そのどちらかでグレーはないと歯切れが良いお話でした。
受講者の声
明快な視点に受講生の方々は腑に落ちた感を持たれたのではないでしょうか。
以下受講生の振り返りの抜粋です。
講義について
・10年前の対応と変わっていった内容・理由を説明していただき、なるほどと思った。また仕事ができない正当な理由がない場合は懲戒処分の理屈も労務管理の原則であり、新しい傾向・原理原則が学べて良かった
・会社の人事労務担当・産カンとして メンタル疾患、復職支援についてどうにもならない現行を改善すべき新しい手法、考え方として持ち帰ることができました
・従来の復職支援の改善点が、わかった上に新しい方法を紹介していただき、目からウロコのような刺激でした。
・明確でわかりやすい基準・活用法を提示され、大変わかりやすかった。また語りも素晴らしくわかりやすかった
・企業にコミットする方法として、シートをやり取りするプロセスが結果的にコミュニケーションや本人・上司の自覚を変えていく方法に繋がることがよくわかりました。すばらしい!
・メンタルヘルス不調者への対応の限界設定などいつも判断に困ることについても、この考え方の立場に立つと比較的スッキリとすると思いました。質問に対して的確にお答えいただき大変良かった
・これからのメンタルヘルス対応と思いました。評価表なども使い、自分のメンタルのチェックをしながら管理者などの評価も加えて、とても実用的で実践的と思いました。最初の頃は、取り入れるのは難しいと感じましたが、午後からの講義で納得できました
・かかわっていく視点が整理できた。よかったー。産業医の本音が聞け、一緒にやっていく上での参考になった。それぞれの役割でできること、できないことを考えるヒントが得られた。(古いものにこだわる気持ちもありますが)
・”復職支援”ということでとても興味深く学ばせていただきました。段階を踏むことにシートを有効に使うことで、手順がクリアーになることにとても感激しました。復職に関する規定の何もない弊社なので、先生のご講義を充分に生かして整備していきたいです
・企業でかつてメンタルヘルス対応を行ってきましたが、個別対応に陥ってしまったことが多く、なかなか業務的健康管理に持っていけませんでした。今日のお話はマインドチェンジに役立つことができて有益でした。今後の対応の参考とすべく、人事部門と話をしたいと思います
・現状の難しいメンタルヘルス対策に対し明快なひとつの方向性を示していただき、すっきりもいたしました。感謝です
レジュメについて
・レジュメ資料が豊富でありがたい
・たくさんありましたが、今すぐ活用したい内容で良かったです
・多くの資料をいただけたので活用したいと思う
・良かった。ツールとなるシートが活用出来そうと思った
・パワーポイントの資料やBOOKの小冊子などたくさんの資料をありがとうございました。評価表などは1枚にプリントアウトされたものがあればと思いました
・十二分に揃えていただきありがたかったです
・今後共、有効に使っていきたいと思います
・内容が豊富で、後から読み返してもわかりやすくて良いです
・書式やQ&Aなど後で役立つ資料が多くあり、参考になりました。特に復職の意見書(主治医)は明確で活用しやすいのでは、と思いました