養成講座では産業カウンセラー資格取得のための学習はもちろん、取得後すぐに実践援助のできるカウンセラーを目指して毎年多くの受講者が熱心に取り組まれています。
講習では、理論学習と面接実習を繰り返し行い、特に面接実習では、自分自身と向き合いながら、自己理解を深めていく過程を大切にしています。「自分を知る」ということには新鮮な驚きや葛藤など様々な感情を伴うかもしれません。だからこそ、実技指導者や受講者仲間が支えになることでしょう。
一方で、共に課題を乗り越え、お互いの成長を実感するプロセスを体験されるからこそ、その人にしかわからない深い感動があるのかもしれません。
また養成講座中の7ヶ月間を無事終えるには、ご家族や職場など身近な方々の理解や協力が欠かせなくなります。ご自身の希望を真摯に伝える努力、またそれを受け止めてくださる関係性を、あらためて意識される機会にもなるかしれません。