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ファシリテーター研修を受講して

2013.10.30

clip_image002 三好由里子

 

私は、2013年3月から5月までの間、中国支部主催の「ファシリテーター研修」を受講しました。

産業カウンセラー資格を取得して、ほっとしたのも束の間、2週間後にはこの講座がスタートしました。

「資格を取得したから終わり」にはしたくない思いはあったものの、正直ゆっくりしたいという思いもありましたし、

次のステップとして、キャリアカウンセリングを勉強するのか、

すぐにシニア産業カウンセラーを目指すのか…など色々悩んでいた時に、この講座を知り、受講を決心しました。

 

初日は、主に講義がありましたが、

以降は全て「演習」というカリキュラム。何が何だか分からない不安に襲われたのを今でも覚えています。

初日に全演習の役割を決めるのですが、Co役・Cl役、そして今までに目にした事のないFa役を見てハッとしました。

なぜなら、養成講座中に実技指導者の先生方がされていた事をするという事に気づいたからです。一気に緊張が高まりました…

 

講義では、「ファシリテーターとは」と題し、グループ・アプローチや基本的な姿勢、

またグループ・ファシリテーターの技法などについて学習しました。ファシリテーターの役割には、

①通役(通訳)、②交通整理役、③仲人役、④安心・安全・平等、⑥時間管理とありますが、

学習の中で最も印象に残っているのが、

「ファシリテーターである前にカウンセラーである。

カウンセラーである前に人間である。」という言葉です。

 

確かに、養成講座時の面接実習を振り返っても、

「感じてはいるもののうまく言語化できない」ことや

「少し傷つくようなフィードバックをもらった」ことなど戸惑う場面で、

先生方の一言で、自己理解に結びついたり、メンバー全員で分かち合えたりした事、

また1人1人を尊重してくださっているからこそ、安心して様々な話ができたり、涙を出せたりできていたのだと気付きました。

 

また、私自身あまり積極的に挙手をして発言できていませんでしたが、

必ずグループの全員が発言の機会を与えてもらえていたことも思い出しました。

 

しかし、いざ演習となると話は別です。

1人で全ての役割を完璧に行うことは不可能にも近いです…

「ちゃんとやらなければ!」という思いや「しっかりしなければ!」というは思いはあるものの、

「出来ていない自分」に気づき、「困っている自分」を受け入れ、メンバー1人1人を信頼する事で場は進み、

応答を繰り返す事で相互に助け合って自己・他者理解に結びつくのだと感じました。

 

Co.としてもFa.としても「分からないことを分からないままにする=Cl.やメンバーを尊重していないこと」に繋がるのではないかと感じました。

理解するのにはまだまだ時間がかかりますが、

「感じた事」を少しずつ積み上げながらずっと勉強していくことが必要だと痛感しました。

 

ファシリテーター研修後、今年の養成講座にインターンとして関わらせていただいています。

その中で、先生方のファシリテーション、また、受講者の方々の様々な感性に触れさせていただいている最中です。

養成講座に関わらせていただいている事に感謝しながら、自己研鑽していきたいと思います。

 
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